三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、バッテリー交換式EVトラックの公道実証を開始する。実証には「eCanter」に米国スタートアップ・Ample社の交換モジュールを装着した車両を使用する。京都市内に設置された「バッテリー全自動交換ステーション(MBSS: modular battery swapping station)」でバッテリーを交換しながら、ヤマト運輸が集配業務に投入する予定だ。MBSSについては、2024年3月にENEOSが国内導入の可能性を検証している。MFTBCは、2023年のジャパンモビリティショーで、eCanterとMBSSを組み合わせた社会像を提案した。ロボットを用いて5分でバッテリー交換を自動的に行い、バッテリー交換式EVトラックの普及、ひいては輸送部門の脱炭素化・物流のカーボンニュートラル化につなげることを目指す。今回の実証では、ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアの「eCanter」専用リース商品を活用したビジネスモデルの検討も行う。EVトラックと新たなエネルギー供給インフラに加え、金融ソリューションに踏み込んだ国内初の取り組みとなる。
情報源 |
三菱ふそうトラック・バス プレスリリース
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機関 | 三菱ふそうトラック・バス(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 商業化 | ゼロエミッション | カーボンニュートラル | 航続距離 | ロボット | 脱炭素化 | 公道実証 | バッテリー交換 | 全自動交換ステーション | 集配業務 |
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