環境省は、宮崎県での高病原性鳥インフルエンザ発生(野鳥国内11例目)に伴う野鳥緊急調査の結果を公表した。この調査は、宮崎県延岡市で採取した野鳥糞便における高病原性鳥インフルエンザの検出を受け実施されたもの。令和2年12月12日、宮崎県延岡市内の野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等26か所において、検査優先種1(2種)、検査優先種2(2種)、検査優先種3(6種)、合計(10種)の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。同省では、引き続き野鳥監視重点区域における野鳥の監視を実施するという。