環境省は、広島県三原市での高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内17例目)に伴う野鳥緊急調査の結果を公表した。この調査は、広島県三原市の採卵鶏農場における高病原性鳥インフルエンザの発生を受け実施されたもの。令和2年12月8日及び9日の2日間、野鳥監視重点区域内の渡り鳥が多く飛来するため池、河川等8か所において、検査優先種1(4種)、検査優先種2(4種)、検査優先種3(6種)、合計(14種)の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。同省では、引き続き野鳥監視重点区域における野鳥の監視を実施するという。