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 環境省、再エネ等の温室効果ガス削減効果に関するLCAガイドラインを改訂

発表日:2021.07.01


  環境省は、平成25年3月に策定した「再生可能エネルギー等の温室効果ガス削減効果に関するLCAガイドライン」を改訂し、公表した。再生可能エネルギーの導入による温室効果ガス排出削減効果の評価に当たって、二酸化炭素を排出しない使用時だけではなく、ライフサイクル全体を考慮した削減量を評価する手法(ライフサイクルアセスメント:LCA)が重要である。今回の改定では、昨今の輸入バイオマスの利用拡大に伴い、輸入バイオマスを活用する事業者もLCAの観点から自らの事業を評価することができるよう、輸入バイオマスに関する内容を拡充させる等した。具体的には、初版では「第Ⅳ部 複数の機能を有する事業(バイオマス利活用等)編」としていた項目について、「第Ⅳ部-① 複数の機能を有する事業(国内バイオマス利活用等)編」と、「第Ⅳ部-② 複数の機能を有する事業(輸入バイオマス利活用等)編」として別冊の資料に整理したという。同ガイドラインの詳細は、同省のホームページで確認できる。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | LCA | バイオマス発電 | 環境省 | 温室効果ガス | バイオマス | ライフサイクルアセスメント | 輸入バイオマス | LCAガイドライン | 国内バイオマス
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