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 井の頭自然文化園、小笠原固有「カタマイマイ」の展示を開始

発表日:2021.11.03


  井の頭自然文化園(武蔵野市)は、2021年11月3日から小笠原諸島固有のカタツムリ「カタマイマイ(学名:Mandarina mandarina)」の展示を始めた。(公財)東京動物園協会では環境省からの協力要請を受け、絶滅が危惧されている陸産貝類のうち2種(カタマイマイ、アナカタマイマイ)の飼育を2017年9月から始めていた。井の頭自然文化園は、その内、カタマイマイの飼育を担当し、2018年には卵の孵化を確認していた。その後は遺伝的多様性を考慮した繁殖計画に沿って飼育を続けるとともに、展示の準備も進めてきた。令和3年度は、小笠原諸島が世界自然遺産に登録されて10周年の節目ということもあり、同園はカタマイマイの展示を開始した。小笠原諸島の固有種であるカタマイマイの展示を通じて、小笠原陸産貝類や小笠原の自然環境の保護に意識を向けていきたいという。

情報源 東京ズーネット お知らせ
機関 東京ズーネット
分野 自然環境
キーワード 小笠原諸島 | 遺伝的多様性 | 展示 | カタツムリ | 井の頭自然文化園 | 東京動物園協会 | 陸産貝類 | 武蔵野市 | カタマイマイ | 繁殖計画
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