環境省は、家庭用太陽熱利用システム普及加速化事業の採択結果を公表した。同省は、地球温暖化対策推進事業費補助金により、太陽熱利用システムのリース(保守・管理を含む)を行う事業者に対して、同システムの機器・工事費の1/2を上限に補助することによりリース料の低減を図り、太陽熱利用システムの普及を加速化することとしている。同事業の対象となるのは、一般家庭に太陽熱利用システムのリース(保守・管理を含む)を行う事業のうち、システム要件として、1)強制循環式ソーラーシステム、2)(財)ベターリビングの優良住宅部品(BL部品)の認定機器、3)集熱器の面積が100m2未満、4)未使用品、の各要件を満たす等、所定の要件を満たすもの。今回、平成22年2月26日~3月12日に公募を行ったところ、9 件の有効な応募があり、実現可能性等の観点から、8件が選定された。