国土交通省は、令和4年度サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)の第2回提案の採択を発表した。同事業は、地域の気候風土に応じた建築技術の継承・発展と低炭素社会の実現に貢献するため、伝統的な住文化を継承しつつ、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設に対して、国が建設工事費の一部を支援するもの。今回、令和4年7月25日から9月2日まで公募を実施したところ、4件の応募があり、学識経験者からなる評価委員会による評価結果を踏まえ、「埼玉県「横瀬住宅新築工事」(一級建築士 片山氏)」の提案を採択プロジェクトとして決定した。