環境省は、令和3年度化学物質環境実態調査結果(概要)を公表した。同調査は、一般環境中における化学物質の残留状況を継続的に把握するために実施されているもの。調査内容は、1)化管法の指定化学物質の指定、その他化学物質による環境リスクに係る施策について検討する際の基礎資料等とすることを目的とする「初期環境調査」、2)化審法の優先評価化学物質のリスク評価等を行うため、一般環境中における全国的なばく露評価について検討するための資料とすることを目的とする「詳細環境調査」、3)化審法の特定化学物質等について一般環境中の残留状況を監視すること及びPOPs条約に対応するため条約対象物質等の一般環境中における残留状況の経年変化を把握することを目的する「モニタリング調査」から構成される。令和3年度のモニタリング調査では、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、ペンタクロロベンゼンなど8物質(群)について調査を実施したという。調査を行った媒体(水質、底質、生物及び大気)のいずれにおいても、全調査対象物質(群)が検出されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 化学物質 | POPs | 化審法 | PFOS | POPs条約 | PFOA | ペンタクロロベンゼン | ペルフルオロオクタンスルホン酸 | 化学物質環境実態調査 | エンドスルファン類 |
関連ニュース |
|