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 三菱重工業(株)、中国企業へ2,500kW風車の技術を供与

発表日:2010.09.15


  三菱重工業(株)は、中国の寧夏銀星能源股份有限公司(寧夏銀星)に対し、大容量発電風車(定格出力 2,500kW)の製造技術を供与すると発表した。同社から寧夏銀星への技術供与は、2007年の1,000kW風車に次ぐものとなる。今回供与する2,500kW風車は、同社の主力機種である2,400kW風車の出力をアップするとともに、中国向けの改造を施した機種で、高い強風耐性、避雷性能、輸送の容易性などの特長を引き継いでいる。同社は今後、寧夏銀星の親会社である寧夏発電集団が手がけるウインドファームをはじめ、中国全土への販売拡大を目指すという。近年、中国の風力発電設備の導入は、旺盛な電力需要への対応と環境への配慮から急速に拡大しており、2009年の新規導入量は1,400万kWで世界1位となった。また、累積導入量は2,600万kWで、米国、欧州に次いで世界3位(2009年末時点)である。同国政府は、今後も風力発電設備の導入を後押しし、2020 年までに1億kW以上を導入することを目標に掲げている。

情報源 三菱重工業(株) ニュース
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 三菱重工業 | 中国 | ウィンドファーム | 技術供与
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