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 環境省、微量のPCBを含む廃棄物の焼却実証試験を実施

発表日:2010.11.22


  環境省は、微量のPCBを含む廃棄物の焼却実証試験を実施すると発表した(実施期間:平成22年11月30日(火)~12月2日(木))。この試験は、PCBを使用していないトランス等の中に、実際には微量のPCBが混入した絶縁油を含むもの(微量PCB汚染廃電気機器等)が大量に存在し、これらの処理体制の整備が課題となっていることを受けて実施するもの。今回、千葉県及び実証試験施設の設置者である杉田建材(株)(千葉県市原市)の協力を得て、微量PCB汚染廃電気機器等を焼却し、排ガス中のPCB濃度等を分析することにより、これが適正に処理されていることを確認する。同試験実施に当たっては、廃棄物処理、分析、健康影響等に関する専門家の助言を得ながら、燃焼ガスを850℃以上の温度に保ちつつ、2秒以上滞留させて行うという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | PCB | 廃棄物 | トランス | 微量 | 実証試験 | 焼却 | 健康影響 | 電気機器 | 杉田建材
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