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 環境省、平成23年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散状況及び終息時期を公表

  環境省は、平成23年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散状況及び終息時期を公表した。同省によると、今春（平成23年）のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は、四国や近畿、東海、甲信、関東及び東北地方で未だ非常に多い状態で推移しているという。スギ花粉については、九州のほとんどの地域、中国・四国・近畿地方の一部はすでに終息していると見込まれる。また、それ以外の九州・中国・四国・近畿、及び東海、甲信関東地方南部では4月中に、北陸、関東地方北部及び東北地方南部では5月上旬に、東北地方北部及び北海道では5月中旬に終息すると予測される。一方、ヒノキ花粉については、九州と四国のほとんどと、中国・近畿地方の一部は4月中旬には飛散が終息する見込みであり、それ以外の九州・中国・四国・近畿地方、及び東海、北陸、甲信、関東地方の終息は5月上旬になり、東北地方は5月中旬まで飛散が続く見込みという。なお、同調査は、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度からNPO法人花粉情報協会の協力を得て実施されている。

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