環境省は、平成28年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第2報)を公表した。同省では、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度から花粉飛散予測に関する調査研究を行っている。今回の予測は、スギ林雄花の調査結果及び最新の気象情報等を踏まえて更新したもの。これによると、平成28年春のスギ・ヒノキ花粉総飛散量は、第1報から鳥取県の予測を修正し、前年比が「多い」、例年比が「例年並み」となった。また、スギ花粉の飛散開始時期は、平成27年春との比較では、東北・中国地方の一部でやや遅くなるが、その他の地方は平成27年春と同様かやや早くなると予測される。さらに、飛散が最も多くなるピーク時期は、九州地方では2月下旬、関東・中国地方では2月下旬から3月上旬、甲信地方で2月下旬から3月中旬、北陸・近畿地方では3月上旬、東北・東海地方では3月上旬から下旬、四国地方では3月中旬から下旬にピークになる見込み。同省では、花粉飛散の終息予測等を4月下旬頃に公表する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 予測 | 花粉 | 飛散量 | 飛散開始時期 | スギ | ヒノキ | 気象 | 花芽 | 雄花 |
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