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 兵庫県、「CO2削減協力事業」におけるマッチング案件成立を発表

発表日:2012.04.11


  兵庫県は、「CO2削減協力事業」におけるマッチング案件が成立したと発表した。同県では、県内の温室効果ガス排出量の7割近くを占める産業部門と、排出量の伸びが大きい民生業務部門の削減を進めるため、国内クレジット制度を活用して、県内の大規模事業者が県内の中小事業者等に技術・資金等を支援し、CO2削減量を大規模事業者に移転する「CO2削減協力事業」を進めている。今回、(財)ひょうご環境創造協会(CO2削減協力事業相談センター)が県内の中小事業者等のCO2削減量(クレジット)を集約して大規模事業者に移転する「クレジット集約型プロジェクト」を活用した2件のCO2削減プロジェクト案件について、マッチングが成立した。成立したのは以下の2件。1)特殊発條興業(株)における、高効率空冷式チラーの導入に対し、関西電力(株)が支援するもの、2)社会福祉法人福竹会における、高効率空調設備の導入に対し、関西電力(株)が支援するもの。CO2削減量は、2件の合計で57t-CO2/年になり、これまでの16件の累計は5,614t-CO2/年になるという。

情報源 兵庫県 CO2削減協力事業について
機関 兵庫県
分野 地球環境
キーワード CO2 | 温室効果ガス | 関西電力 | 空調 | 兵庫県 | クレジット | 排出削減 | 事業者 | ひょうご環境創造協会 | 空冷式チラー
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