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 京都府、平成23年度創出クレジット「京-VER」の初取引・完売を発表

発表日:2012.07.19


  京都府は、平成23年度創出クレジット「京-VER」の初取引を実施し、完売したと発表した。同府では、平成23年10月から「京都版CO2排出量取引制度」の運用を開始し、平成23年度分として、工場や店舗の省エネ改修、イベントでの節電対策など13件のCO2削減プロジェクトから、合計218.4t-CO2の京都独自のクレジット「京-VER」が創出(認証)された。今回、京都府地球温暖化対策条例に定める特定事業者の排出量削減のためのオフセット等として、平成23年度認証分の全クレジットが完売した。同府では今年度の予定として、省エネ等により生み出される環境価値(クレジット)を見える化し、大規模排出事業者と中小企業等の連携による温室効果ガス削減対策を一層推進するため、中小事業者等エコ経営促進事業等を通じて新たなCO2削減プロジェクトの実施を支援しながら約1千t-CO2の「京-VER」創出を目指すことと、引き続き、京都CO2削減バンクの構成団体や産業界と連携を図り、クレジットの活用・取引を活発化させていくという。

情報源 京都府 報道発表資料
機関 京都府
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | CO2 | 温室効果ガス | 排出量取引 | クレジット | オフセット | 排出削減 | 事業者 | 京都府 | 京-VER
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