福井県は、平成23年度の大気・水質等の常時監視結果を公表した。平成23年度の結果は以下のとおり。1)大気では、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質(SPM)の長期的評価、及び微小粒子状物質(PM2.5)は、31測定局全地点で環境基準を達成した。また、光化学オキシダントは、全地点で環境基準を達成できなかった。2)有害大気汚染物質は、環境基準があるベンゼン等4項目及び指針値が設定されている8項目は、5地点で測定し、全地点で環境基準・指針値を達成した。3)公共用水域は115地点で測定し、健康項目の1,4-ジオキサンが1地点で環境基準を超過した。また、生活環境項目の環境基準の達成率は、海域のCODが100%、河川のBODが98%、湖沼のCODが56%であった。4)地下水の概況調査では、環境基準を超える地下水汚染は確認されなかった。5)ダイオキシン類調査では、大気20地点、公共用水域(水質・底質)20地点、地下水質9地点、土壌10地点について、全地点で環境基準を達成した。
情報源 |
福井県 報道発表資料
福井県 大気・水質の常時監視結果と公害苦情の概要(福井県) 福井県 平成23年度大気・水質の常時監視結果と公害苦情の概要(PDF) |
---|---|
機関 | 福井県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | SPM | 公共用水域 | 地下水 | COD | 環境基準 | PM2.5 | 福井県 | 有害大気汚染物質 |
関連ニュース |