環境省は、愛知県大府市、大阪府泉大津市及び東京都町田市で、平成24年度使用済製品等のリユースに関するモデル事業を実施すると発表した。循環型社会を形成するための3R(発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル))の取組のうち、リユースについてはより一層の促進が必要とされている。このため、同省では、使用済製品等のリユースに関し、地方自治体及び中古品流通業界の協力の下、平成22年度から調査検討を行っている。今回、市町村とリユース事業者や市民団体・NPO等とが連携し、地域の特性にあったモデル事業として、市町村からの事業内容の提案を受けて、3市で実施することとなった。同省では、モデル事業の効果や課題の整理、及び課題への対応策の検討等を行うことで、今後の使用済製品等のリユースに関する施策等に活かす予定という。