宮城県は、平成23年度のダイオキシン類に係る環境調査結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、大気、公共用水域(水質・底質)、地下水、土壌のダイオキシン類環境調査を実施している。平成23年度では、38地点(大気5地点、公共用水域の水質14地点、底質9地点、地下水質5地点、土壌5地点)のうち、35地点で環境基準を達成したが、河川3地点(高城川(明神橋)、砂押川(多賀城堰)、鶴田川(下志田橋))で環境基準を超過した。なお、河川で環境基準を超過した原因は、流域で過去に使用されていた水田除草剤などの農薬に不純物として含まれていたダイオキシン類が、底泥に蓄積し、それが徐々に流出することにより水質に影響を及ぼしているものと判断される。同県では、環境基準を超過した公共用水域の3地点を含め、今後とも県内のダイオキシン類による汚染状況を把握するため、計画に基づき継続的に環境調査を実施していくという。
情報源 |
宮城県 記者発表資料(PDF)
宮城県 ダイオキシン類等調査結果 |
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機関 | 宮城県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | 大気 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 底質 | 土壌 | 宮城県 | ダイオキシン類対策特別措置法 |
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