カナダ、アメリカの排ガス規制に合わせ、新車の大気汚染物質排出・ガソリン硫黄分の基準強化へ

発表日:2013.06.07

カナダ環境省は、アメリカで提案された第3次排ガス規制(Tier 3)基準に合わせ、乗用車や小型トラック等の新型車から排出される大気汚染物質(スモッグの原因物質)、及びガソリンに含まれる硫黄分の基準を強化する方針を発表した。現在、カナダでは、2004年モデル以降の新車を対象に第2次排ガス規制(Tier 2)基準を実施しており、車両の大気汚染物質排出量はすでに大幅に減少している。政府は今回の改正で、2017年モデル以降の乗用車・小型トラック・SUV・一部の大型車に対する排出規制を一層強化するとともに、2017年から、ガソリンの硫黄分の上限値を現行基準の30ppmから10ppmに引き下げるとしている。ケント環境大臣は、「これらの規制が完全に実施されれば、新車からの大気汚染物質排出量は現行基準に比べ約80%削減される」と述べた。カナダ自動車工業会や国際的自動車メーカーなど業界側も今回の規制強化への支持を表明している。なお、新基準の詳細は利害関係者らと協議のうえ策定される予定である。

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