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 アメリカ環境保護庁、2015年大統領グリーンケミストリー・チャレンジ賞の候補者を募集

発表日:2014.11.13


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、公衆衛生と環境の保護に役立つ新しい手法や製品を開発した企業・機関に贈られる「大統領グリーンケミストリー・チャレンジ賞」の2015年の候補者を募集することを公表した。グリーンケミストリーとは、エネルギー消費、化学物質、水の無駄を減らし、製造コストの削減や投資の誘発にも結び付く手法や製品の設計のことをいう。募集部門は、従来の「学術」、「小規模事業」、「環境に優しい合成経路」、「環境に優しい反応条件」、「環境に優しい化学物質の設計」に、新たに「気候変動」が加わった6部門となっている。同賞は今年で20周年を迎える。この間、1500件以上の応募の中から98件の技術に賞が贈られてきた。これらの技術により8億2600万ポンドの有害な化学物質と溶媒の削減、210億ガロンの水の節約、78億ポンドの大気中への二酸化炭素排出の削減につながっているという。なお、応募期間は2014年12月31日までとなっており、受賞者は2015年7月にワシントンで表彰される。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 健康・化学物質
キーワード グリーンケミストリー | 化学物質 | 気候変動 | アメリカ環境保護庁 | EPA | エネルギー消費 | 環境保護 | 公衆衛生
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