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 イギリス気象庁、2016年の世界の平均気温は過去最高レベルに達すると予測

発表日:2015.12.17


  イギリス気象庁(MetOffice)は、2016年の世界の平均気温は、1961~1990年の平均値である14.0℃より0.72~0.96℃(中央値0.84℃)高い過去最高を記録するという予測を発表した。人為起源の地球温暖化に熱帯太平洋のエルニーニョの影響が組み合わさることが、その背景にあるという。2014年の世界の平均気温は1961~1990年の平均より中央値で0.61℃高い過去最高を記録した。2015年の1月から10月までの世界の平均気温は、同じく1961~1990年の平均より中央値で0.72℃高く、2015年全体では0.64℃高くなると予測されている。今回2016年はさらに高温になると予測されたことで、2014年、2015年、2016年は3年連続で気温が過去最高レベルに達する可能性があると示された。なお、この予測は地球規模の気候に影響を及ぼす主要因に基づいているが、一時的な冷却効果をもたらす可能性のある大規模な火山噴火などのランダムなイベントは考慮していない。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 気温 | 予測 | イギリス気象庁 | エルニーニョ現象 | MetOffice
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