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 生物多様性条約、名古屋議定書の批准国数が78か国になったと報告

発表日:2016.06.13


  生物多様性条約(CBD)は、ザンビア、フィンランド、中国が新たに「遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書」を批准したことで、同議定書の批准国数は78か国になったと発表した。同議定書が各国において発効するのは、その批准、受諾、加入等の日(ザンビア5月20日、フィンランド6月3日、中国6月8日)から90日後となっており、これら3か国は、2016年12月4~17日にメキシコ・カンクンで開催される予定の名古屋議定書第2回締約国会合での意思決定に締約国として参加できることになる。2010年に採択された名古屋議定書(2014年10月発効)は、生物多様性条約(CBD)の補足議定書で、CBDのアクセスと利益配分(ABS)に関する規定に基づき、遺伝資源の提供国・利用国双方に対する確実性、明確性、透明性ある法的枠組みを策定し、持続可能な開発への地球規模の取り組みに貢献している。2016年にはチェコ共和国、ドイツ、イギリス等も批准している。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境
キーワード 中国 | 生物多様性条約 | CBD | 遺伝資源 | ABS | 利益配分 | フィンランド | 名古屋議定書 | ザンビア
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