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 国際エネルギー機関など、バイオエネルギーの導入に関するガイドブックを公表

発表日:2017.01.30


  国際エネルギー機関(IEA)と国連食糧農業機関(FAO)は、持続可能なバイオエネルギーの推進には分野横断的な方法が重要との認識から、同エネルギーのロードマップを国や地域で計画・実施するための手法やツールを政策決定者に示すガイドブックを共同で作成した。バイオエネルギーは、柔軟で競争力のある再生可能エネルギーとして電力・建物・輸送部門の多様な需要に応えることで、エネルギーシステムの脱炭素化に重要な役割を果たす可能性がある。一方、バイオエネルギー政策は、土地や水、生物多様性など自然資源に圧力がかからぬよう持続可能性を考慮して推進しなければならない。今回のガイドブックでは、国の資源、技術力、農業パターン、エネルギー消費を基に推進の機会と兼ね合いを検討しつつ、エネルギー・食料安全保障、経済成長、環境保護の促進も図る。なお同書は、クリーンエネルギー技術推進に向けたIEAの「技術ロードマップ」、及び持続可能なバイオエネルギーの意思決定に対するFAOの支援パッケージで得た経験を土台に作成された。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 国際エネルギー機関 | IEA | ガイドブック | 食料 | 持続可能性 | 国連食糧農業機関 | FAO | 環境保護 | バイオエネルギー
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