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 世界資源研究所、アメリカで電動スクールバスを導入するための取り組みを紹介

発表日:2022.01.13


  世界資源研究所(WRI)は、電動スクールバスへの公平な移行に向けた全米の取り組みについて紹介する、3部構成シリーズの第1回目を公開した。同国では「インフラ投資計画雇用法」が制定され、電動スクールバス(ESB)導入に前例のない資金援助を計上した。2022年から2026年にかけて「クリーン・スクールバス・プログラム」が実施され、同国で保有されるスクールバスの95%を占めるディーゼル車を段階的に廃止する。すでに多くの学区がすでにスクールバスの電動化に取り組んでいて、2021年8月現在、33の州で少なくとも1台のESBが発表、調達、納入、運転されている。ニューヨーク州は、2035年までに州内のスクールバスをすべて電動化するという提案を発表した。各州は有色人種や低所得者層の居住地域、大気汚染が深刻な地域などに対する支援比率の設定など、ESBへの公平な移行を加速させ、雇用の創出、気候変動への対処、子供たちへのクリーンな通学環境の提供を目指す。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 大気環境 環境総合
キーワード 気候変動 | ディーゼル車 | 世界資源研究所 | 雇用 | 低所得者層 | 電動化 | スクールバス | 電動スクールバス | ESB | クリーンな通学環境
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