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 韓国環境部、紙パックのリサイクル向上に向けキャンペーン開始

発表日:2011.02.18


  韓国環境部は、地方行政府及び韓国紙パックリサイクル協会と協力して、紙パックのリサイクル向上キャンペーンを開始する計画を進めている。木材パルプを100%原料とする紙パックは、良質なトイレットペーパーに再生利用できるが、2009年の回収率は缶やプラスチックボトルの75%に比べ30%と非常に低い。そこで今回のキャンペーンでは、紙パックを分別収集して地域センターに持参すればトイレットペーパーと交換することができ、紙パック1kg分で、再生紙原料のトイレットペーパー1巻がもらえるようにする。また、その他にも、参加者へのさまざまなインセンティブが用意されている。参加する地方行政府には、韓国紙パックリサイクル協会がトイレットペーパーと回収袋を提供する。キャンペーン年の前半は、ソウル市永登浦区、春川市、江陵市、束草市、襄陽郡、高城郡、大田市大徳区、釜山市金井区、大邱市南区の9つの地方行政府が参加し、後半には韓国全国に拡大して実施される。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 容器包装 | リサイクル | 分別収集 | 再生紙 | 地方自治体 | 韓国環境部 | 紙パック | 木材パルプ | 回収率 | トイレットペーパー
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