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 DOWAエコシステム(株)、秋田で低濃度PCB廃棄物処理施設の建設に着手

発表日:2013.08.22


  DOWAエコシステム(株)は、エコシステム秋田(株)において、低濃度PCB廃棄物の無害化処理および有用金属の回収を目的とする新焼却炉の建設に着手したと発表した。低濃度PCB廃棄物のうちトランスやコンデンサなどの微量PCB汚染廃電気機器等は、日本国内に約160万台存在すると推定されている。PCBを含む廃棄物は2027年3月までに処理を行うことがPCB特別措置法により定められているが、処理施設は11箇所で、そのうち筐体を処理できる施設は5箇所のみとなっている。DOWAエコシステムでは、2005年から環境省による微量PCB汚染廃電気機器等の焼却実証試験に参画し、試験から得た知見を基に、2011年から岡山県で連続式専用焼却炉による効率の高い筐体処理を行ってきた。今回、秋田県にも同方式の施設を新たに建設する。既に稼働している、微量PCB汚染絶縁油の無害化処理と筐体処理の両方を同一拠点で処理することが可能となり、廃電気機器等の処理を委託する排出者の利便性を格段に向上させることができるという。

情報源 DOWAエコシステム(株) ニュースリリース
DOWAホールディングス(株) ニュースリリース(PDF)
機関 DOWAエコシステム(株) DOWAホールディングス(株)
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
キーワード 廃棄物処理 | PCB | 廃棄物 | 焼却 | エコシステム秋田 | 電気機器 | DOWAホールディングス | DOWAエコシステム | 有用金属
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