(株)大林組は、(株)バイノス、ニルフィスクアドバンス(株)と共同で、新種微細藻類による水処理装置を搭載した道路除染システムを共同で開発したと発表した。道路などの除染に用いるニルフィスクアドバンス社の除染車両(搭乗式高圧洗浄機)のサイクロンシステムは、高い除染効率が確認できているが、除染作業後に回収水の排出、洗浄水の給水などに除染と同じぐらいの時間を要する。このため今回、サイクロンシステムにバイノス社で有する放射性物質を吸着する新種微細藻類「バイノス」を用いた水処理設備を搭載した道路除染システムを開発した。除染車両上で、処理水を洗浄水に再利用可能なまでに連続的に浄化することで、給排水による除染作業を中断せず、作業時間の大幅な短縮を実現できる。3社では、福島県郡山市を中心に、同システムによる新型道路除染車両を現在2台稼働させているが、9月中に12台を稼働させ、年内にすべてのシステムを新システムに改造する予定という。
情報源 |
(株)大林組 プレスリリース
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機関 | (株)大林組 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 大林組 | 水処理 | 道路 | 浄化 | 微細藻類 | 除染 | バイノス | ニルフィスクアドバンス |
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