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 茨城県、外来植物の駆除を行う県内の団体等を紹介

発表日:2021.05.21


  茨城県は、特定外来生物「オオキンケイギク(学名:Coreopsis lanceolata)」などの駆除活動を行う県内の団体等を紹介した。同県内において、様々な団体等が外来植物の駆除活動を行っているという。主な駆除対象のオオキンケイギクは、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていたが、あまりに強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、2006年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されている。2021年度は、5月9日にかすみがうら市(実施団体:かすみがうら市よもぎ会)、6月26日に水戸市(同:ホタルネットワークmito・逆川こどもエコクラブ)など、計11回の外来植物駆除活動が行われる。同県は、各団体等は、外来植物の駆除活動を通じて、地域の方々の意識啓発に貢献しているとし、県民への外来植物駆除の実施や、参加を呼び掛けている。

情報源 茨城県 茨城県生物多様性センター 新着情報
機関 茨城県 
分野 自然環境
キーワード 特定外来生物 | 茨城県 | 水戸市 | 駆除 | かすみがうら市 | オオキンケイギク | 逆川こどもエコクラブ
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