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 鳥類保護連盟、「シマフクロウ」ステッカーデザインコンテストの結果を発表

発表日:2021.11.01


  (公財)日本鳥類保護連盟(JSPB)は、第3回シマフクロウステッカーデザインコンテスト2021の結果を公表した。かつて北海道に広く生息していたシマフクロウは、1980年代にはおよそ70羽まで減少したが、環境省等による保護増殖事業により、現在は北海道東部を中心に160羽程度生息し、微増傾向にあると言われている。JSPB釧路支部では、国が策定した保護増殖事業計画に沿って、環境省が行っている、給餌事業・巣箱設置事業・標識調査事業を請け負って実施している。しかし、国の予算だけではシマフクロウ保護の予算は不十分であり、JSPBは寄付金を広く募り、壊れた給餌場所の改修、生息状況や繁殖状況のモニタリングなどの費用に充てている。シマフクロウステッカーデザインコンテストは、寄付をした方に配布するステッカーのデザインを募集するもので、2019年度から行っている。第3回目となった今回は、木に止まるシマフクロウをデザインした兵庫県のイラストレーターに最優秀賞が贈られた。このステッカーはシマフクロウ保護のための普及啓発および寄付金を募るために使用するという。

情報源 (公財)日本鳥類保護連盟 TOPICS
機関 (公財)日本鳥類保護連盟
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 北海道 | 日本鳥類保護連盟 | シマフクロウ | 繁殖状況 | 道東 | 給餌 | 巣箱 | 標識 | 寄付金
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