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 バングラデシュのシップ・リサイクル条約加盟へ協力

発表日:2023.04.27


  国土交通省は、バングラデシュ人民共和国工業省との間で「シップ・リサイクル分野における協力覚書」への署名を行った(署名日:令和5年4月26日)。シップ・リサイクル条約は、船舶の解体について、安全・環境に配慮した船舶の再資源化のための国際ルールをIMO(国際海事機関)において我が国主導で策定したもの(2023年4月時点の批准国:20か国)。同条約は、締約国数が15か国以上、締約国の商船船腹量が世界の商船船腹量の40%以上、締約国の船舶解体力が締約国の商船船腹量の3%以上を充足した後、24か月で効力を生しるため、世界最大の船舶解撤国であるバングラデシュの条約締結は、発効に向け大きく前進する。今回の覚書により、バングラデシュの2023年内のシップ・リサイクル条約加入のために必要な能力の獲得、シップ・リサイクル条約履行のための必要な能力の獲得、及び廃棄物処理施設を含むシップ・リサイクル施設の整備に最大限取り組むとしており、日本は、バングラデシュが条約の要件を達成できるよう、最大限支援するという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 国際海事機関 | 船舶 | 再資源化 | IMO | バングラデシュ | シップ・リサイクル条約 | 船舶リサイクル
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