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 大日本印刷(株)、植物由来のバリアフィルムを開発

発表日:2011.08.19


  大日本印刷(株)は、植物由来の原料を使用した包装材用の透明蒸着バリアフィルムを開発し、平成23年9月から量産開始すると発表した。同製品は、植物由来の原料を使用したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、水蒸気や酸素の透過を抑えるバリア機能を透明蒸着によって付与したもので、石油由来原料の使用量を削減しつつ、石油由来フィルムと同等の物性と加工適性を有している。同製品を、同社が開発済みの植物由来のポリエチレン(PET)フィルムなどと貼り合わせることで、水蒸気や酸素に対する優れたバリア性を備えた包装材に加工することができ、廃棄後の焼却時に発生するCO2排出量を最大50%削減できる。同社では今後、食品や飲料、日用品のメーカーなどに提供している包装材を、順次植物由来の製品に切り替えていく予定だという。

情報源 大日本印刷(株) ニュースリリース
機関 大日本印刷(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | バイオマス | 大日本印刷 | フィルム | PET | 植物由来 | PE | 包装材 | ポリエチレン
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