国連気候変動枠組条約事務局、気候変動に対処する実践的な活動事例17件を2013年「灯台活動」として発表
発表日:2013.11.06
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、気候変動に対処するため世界中で行われている数多くの活動のうち、他でも真似できる実践的な事例17件を2013年の「灯台活動」として発表した。これは、同事務局が推進する「変革へのモメンタム」イニシアティブの下、資源効率の高い低炭素社会に向けた積極的な活動について周知を図ることが目的である。選ばれた活動の規模や内容は様々で、具体的には、100万人の女性が日常生活で排出削減を図る運動(オーストラリア)、竹製自転車を製作する小規模事業の開発(ガーナ)、低炭素型住宅の建設・ローンの推進(メキシコ)、持続可能なエネルギーへの大規模な融資計画(フィリピン)等。その活動内容は、2013年11月11~22日にワルシャワで開かれるUNFCCC締約国会議の特別イベントで披露され、また会議に先立ちソーシャルメディアを通じて活動の代表者らとの交流の場も設けられる。同イニシアティブはビル&メリンダ・ゲイツ財団とロックフェラー財団が後援し、世界経済フォーラムと連携して行われている。
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