アメリカエネルギー省、ハイブリッド型太陽エネルギー技術の開発プロジェクトに計3000万ドルを拠出
発表日:2014.02.06
アメリカエネルギー省(DOE)のモニツ長官は、テキサス大学オースティン校で、現在の太陽光発電や集光型太陽熱発電の技術を発展させた、ハイブリッド型の太陽エネルギー技術の開発プロジェクト12件に計3000万ドルを拠出すると発表した。同国では、2013年の発電所規模のソーラー発電導入量が2.3ギガワットと過去最高を記録し、オバマ大統領は一般教書演説で、ソーラー分野における同国の主導的役割を強調した。今回の助成は、新たなソーラー技術の開発促進に向け、同省の高等研究計画局(ARPA-E)による、太陽光の最適な変換と利用を図るFOCUSプログラムを通じて行われる。助成対象となったプロジェクトでは、陽が射さないときでも低コストで高効率な太陽エネルギーの利用が可能になるよう、必要に応じて太陽光を電気に変えると同時に蓄熱し、後で利用する先進的な太陽エネルギー変換器や、不安定な太陽エネルギー源から熱と電気の双方が受け入れられる画期的なエネルギー貯蔵システム等を開発するという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS