第4回国際化学物質管理会議、2020年までに化学物質のリスク低減を目指す取組強化に合意
発表日:2015.10.02
2020年までに化学物質の製造・使用による人の健康と環境への悪影響の最小化を目指す「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)」を進めるため第4回国際化学物質管理会議(ICCM4)がジュネーブで開催され、各国政府・NGO・産業界からの参加者は、2020年までに化学物質のライフサイクルにわたる適正管理を実現し、化学物質の不適切な管理による健康被害を防ぐ取組を強化することで合意した。世界保健機関によると、化学物質への曝露で年間100万人超が死亡している。こうした被害を防ぐため、今回の会議では、緊急行動を要する5つの優先政策課題(塗料に含まれる鉛、内分泌かく乱物質、製品中の化学物質、ナノテクノロジー、電気電子製品のライフサイクルにわたっての有害物質)を重点としたほか、環境残留性医療汚染物質を新規課題に追加。また、毒性の高い農薬(HHP)に関し、安全な代替物質の推進と国内の規制強化を決定した。ICCM4は2020年までに化学物質の適正管理を実現するための世界行動計画を採択して閉幕した。
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