COP24、スポーツ部門の気候行動枠組みを立ち上げ
発表日:2018.12.11
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、スポーツ界が気候変動に対処する道筋をつけ、スポーツを通じて世界の人々の気候対策意識を高めて気候行動を加速するため、スポーツ部門の気候行動枠組みを立ち上げた。COP24において、国際オリンピック委員会(IOC)や国際サッカー連盟(FIFA)、全仏オープンテニス、2020年東京及び2024年パリのオリンピック大会組織委員会などの他、日本やイギリスのクラブチームや学生競技部までを含む17団体が参加を表明した。同枠組みの原則は、1)組織的な環境対策を行う、2)環境負荷を減らす、3)気候行動についての啓発活動を行う、4)持続可能で責任ある消費を促す、5)関係者と協力して気候行動を進める、である。スポーツ界が、その影響力の大きさを生かして、2050年までに気候中立を実現し気温上昇を2℃未満に抑えるというパリ協定の目標の達成に貢献すべく、多くのスポーツファンも巻き込んで気候行動を推進していくという。2019年初めには取組の具体化等を行う作業部会が発足する。
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