スウェーデン、持続可能な開発への新たな連携を築くストックホルム+40会議を開催
発表日:2012.04.18
スウェーデン政府は、2012年4月23日~25日に、持続可能な開発に向けた「ストックホルム+40会議」を開催すると発表した。これは、1972年に同国で開催された、環境問題に関する初の国際会議である「国連人間環境会議」から40年目を記念して行われるもので、6月に開催されるRio+20を前に最後の非公式閣僚級会議となる。会議のテーマは、「持続可能なイノベーション」「持続可能な生産」「持続可能な生活」の3つ。会議では、民間企業や政策決定者など国際社会のあらゆる関係者が一堂に会し、科学技術や生産等の分野で持続可能な開発への具体策を議論するとともに、これまで地球サミットなどの国際会議で表明されてきた約束の実現に向け、新たな連携を築く場となる。特に若い世代の意見に注目し、各部門の様々な視点を取り込み、持続可能な開発の実現への方策を総合的にとらえることを目指す。政府は、持続可能なイノベーション・生産・生活に関する明確なメッセージを打ち出し、グリーン経済を実現する道筋として、Rio+20会議につなげたいとしている。
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