岡山県は、大量排出事業者の温室効果ガス排出削減計画及び平成23年度実績の報告を公表した。これは、「岡山県環境への負荷の低減に関する条例」に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度により、県内の主な温室効果ガス大量排出事業者から平成24年度に提出された排出削減計画書及び平成23年度実績の報告書をとりまとめたもの。今回、新規計画書は10事業者から提出され、目標削減率は0～5%が2事業者、5～10%が8事業者となった。また、平成23年度報告書は301事業者から提出され、総排出量は3,752万t-CO2となり、平成22年度から5万t-CO2（約0.1%）の増加となった。さらに、平成23年度を目標年度としていた27事業者について、目標を達成したのは3事業者であったという。