(独)放射線医学総合研究所、ホットスポット探査システムの開発に成功
発表日:2013.03.21
(独)放射線医学総合研究所(放医研)は、日立アロカメディカル(株)との研究チームが、福島向けのホットスポット探査システムの開発に成功したと発表した。従来、局在的に高い空間線量率を示すホットスポットを見つけるには、広い面積を歩いたり自動車などで移動したりしながら、サーベイメータを用いて詳細に調べていたため、効率が悪く、多くの時間がかかった。今回開発したシステムは、空間線量率の測定と同時に原因となるガンマ線が飛んでくる方向を特定し、2台のシステムを用いることで、ホットスポットの場所が特定できる。放医研敷地内における実験では、半径30mの範囲を1分で探査し、模擬ホットスポット(Cs-137密封線源使用)を見つけることができた。ホットスポットの探査は、これにより、事前におおよその位置情報を提供することができるようになり、格段に速く効率的になる。放医研では、4月から試作機を福島県の現場でテストする予定で、染作業の効率化、帰宅地域の安全・安心に貢献するものと期待されるという。
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