経済産業省は、「平成24年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書）」が、平成25年6月14日に閣議決定されたと発表した。同報告は、平成14年に成立したエネルギー政策基本法の第11条に基づき、政府がエネルギーに関して講じた施策に関する報告書。10回目となる今回の報告は、以下の2本立てで第1部を構成。1）エネルギーを巡る世界の過去事例からの考察：エネルギーを巡る世界の過去事例からの考察を行い、今後の日本の責任あるエネルギー政策構築に向けての視座を得る、2）東日本大震災と日本のエネルギー政策のゼロベースからの見直し：東日本大震災後に講じた主な施策と日本のエネルギー政策のゼロベースからの見直しについて、2012年8月～2013年3月末頃までの状況を示す。さらに、第2部で国内外のエネルギー動向を、第3部で前年度に講じた施策の概況を記載している。