経済産業省は、「平成25年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書）」が、平成26年6月17日に閣議決定されたと発表した。同報告は、エネルギー政策基本法の第11条に基づき、政府がエネルギーに関して講じた施策に関する報告書。今回の報告では、平成26年4月11日に閣議決定されたエネルギー基本計画を踏まえ、エネルギーに関する諸課題をデータや情報等を用いて説明している。特に以下の点を中心に記述している。1）エネルギー基本計画の背景にある諸情勢：日本が抱える構造的課題、東京電力福島第一原子力発電所事故及びその前後から顕在化してきた課題、2）東日本大震災と日本のエネルギー政策の見直し：東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故への対応、事故後に講じたエネルギーに関する主な施策。この他、例年通り、国内外のエネルギー動向及びエネルギー需給に関して講じた施策（平成25年度）の概況についても記述している。