(独)宇宙航空研究開発機構、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による北極圏、南極圏画像を一般公開
発表日:2008.08.18
(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による北極圏、南極圏画像をインターネット上で公開すると発表した。これは、「だいち」搭載のフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ「PALSAR;パルサー」が取得した当該地域の画像である。PALSARは、天候、昼夜に関係なく氷を含む地表の状態を観測でき、計算機を用いた画像の自動処理が可能なことから、データ取得後数日以内に分解能500メートルの簡易画像を作成し、それらを集めてモザイク(貼り合わせ)画像を作成している。その画像を長期にわたって比較することで、極域における氷の変化、土地被覆の変化状況などを把握することができる。