（株）ファミリーマートは、環境配慮型の新工法である「木造FP工法」（住宅用のFP工法を店舗用に改良）の採用を発表した。同社は、これまで2店舗で同工法を試験的に導入し、環境負荷、耐久性、コスト面等について検証。その結果、2008年9月以降の開店店舗より本格的に導入することを決定した。「木造FP工法」は、加工段階での手間やエネルギーが大幅に省けるため、従来の鉄骨造と比較して、製造時に発生するCO2排出量を約60%削減することができる。また、壁は高断熱・高気密のFPパネル、天井はFP遮断パネル、サッシは樹脂とアルミの複合ペアガラスを使用するため、開店後の年間電気使用量、及びCO2排出量についても従来店舗と比較して約15%の削減に繋がるという。