京都市は、京都市地球温暖化対策条例に基づく事業者排出量削減計画書制度における優良事業者の表彰者を決定したと発表した。同市では、京都市地球温暖化対策条例に基づき、一定規模の温室効果ガスを排出する事業者（特定事業者）の自主的な排出量削減を図ることを目的として、特定事業者から提出された第一計画期間（平成23～25年度）中の排出量削減の計画書及び報告書を京都市が総合的に評価し、公表を行う制度（事業者排出量削減計画書制度）を運用している。今回、第一計画期間の終了に伴い、計画期間中の削減実績が特に優れた事業者（優良事業者）として、以下の6者を表彰する。1）日新電機（株）、2）京都バス（株）、3）近畿日本鉄道（株）、4）イオンリテール（株）、5）京セラコミュニケーションシステム（株）、6）（株）プリンスホテル。また、第一計画期間の削減実績を集計した結果、計画期間中の平均の温室効果ガス総排出量は約170.7万トンで、計画期間開始前の排出量で設定した基準年度排出量から約9.0%の削減を達成したという。