三菱自動車、プラグインハイブリッド車から住宅へ電力を供給
発表日:2014.12.25
三菱自動車工業(株)は、同社のプラグインハイブリッド車(PHEV)から住宅への電力供給を実現したと発表した。V2H機器を利用した住宅との相互電力供給は、これまで電気自動車に対してのみ適用が認められていた。今回、同社のPHEVが、V2H機器との接続中にエンジンが作動しない仕様のため、電気自動車と同様の扱いとなることが認められた。このことにより、PHEVに充電し蓄えた電気を、停電時や災害時などに住宅へ供給することが、PHEVとして世界で初めて可能となった。なお、同車のオプションには、車両から直接家電製品に電力を供給することができる100VAC電源(1500W)があり、満充電で一般家庭の日常使用電力の約1日分、ガソリン満タン状態で約10日分に相当する電力を供給することができるという。