大阪市など、下水処理場消化ガス発電事業を開始
発表日:2015.04.28
大阪市、(株)OGCTS、月島機械(株)及び月島テクノメンテサービス(株)は、下水処理場消化ガス発電事業を開始すると発表した。同事業は、民間の資金とノウハウを活用した民設民営方式による、下水処理場での消化ガス発電事業で、大阪市の4処理場において発電事業者が自己資金で発電設備を建設、FIT制度を活用し、20年間の発電事業を行う。発電に伴い発生する廃熱は、消化槽の加温に利用し、効率的なエネルギー利用システムを構築する。同事業の開始により、下水処理場で発生する未利用ガスの活用を図ることができ、再生可能エネルギーの利用拡大並びに環境に配慮した循環型社会の形成に貢献することができる。なお、発電能力は事業対象箇所合計で約4,090kW、想定発電量は約2,580万kWh/年(一般家庭約7,100世帯分の年間電力消費量に相当)と、FIT制度を活用した国内最大規模の下水汚泥消化ガス発電事業になるという。
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