環境省、省エネ型自然冷媒機器に関する社会実験を開始
発表日:2015.05.22
環境省は、冷やすワザでおいしいを未来に!扉+冷やすワザ(省エネ型自然冷媒機器)に関する社会実験を、平成27年6月1日から大阪府と愛知県の2店舗で実施すると発表した。ショーケース内を冷やすために主に使われているフロン類は、二酸化炭素に比べて地球温暖化への影響度が数千倍と極めて大きく、この排出抑制は気候変動(地球温暖化)対策の新たな柱として注目されている。最近では、スーパーやコンビニエンスストアのショーケースに、フロン類ではなく自然界に存在する物質を使い、更に従来機器より省エネにもなる「冷やすワザ」(省エネ型自然冷媒機器)が導入されつつある。今回開始する社会実験では、省エネ型自然冷媒機器と扉を組み合わせことによる温室効果ガス排出量の削減効果を把握するだけでなく、扉の設置に対して懸念されている課題について検証し、普及方策を検討する。実施事項は、1)利用者の意見・感想の収集、2)電気使用量削減に関する効果検証、3)利用者・従業員を対象としたアンケート調査の実施、となっている。
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