埼玉県は、「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050（改訂版）（埼玉県地球温暖化対策実行計画）」を策定したと発表した。同県では、地球温暖化対策を推進するため、「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050（埼玉県地球温暖化対策実行計画）」を策定し、温室効果ガス排出量の削減に向けて目標設定型排出量取引制度など各種の施策を進めている。今回、計画期間の中間年に当たる平成26年度に見直しを行い、計画を改訂した。主な改訂内容は、1）新たな温室効果ガス削減目標の設定：2020年における埼玉県の温室効果ガス排出量（需要側）を2005年比21%削減、2）計画期間後半の3つの最重点施策を位置付け：家庭部門の省エネ化を進める、運輸部門の低炭素化を進める、再生可能エネルギーの活用と産業の発展の好循環をつくる、3）地球温暖化への適応策の方向性を明示、となっている。計画期間は、平成21年度（2009年度）から平成32年度（2020年度）までの12年間である。