三菱地所とNEC、カーボンフリーのEV・PHV用充電環境を実現
発表日:2015.07.29
三菱地所(株)と日本電気(株)(NEC)は、EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)用普通充電器を設置し、風力発電による自然エネルギーを活用したカーボンフリーの有料充電サービスの提供を開始すると発表した。近年増加しつつあるEV・PHVは、2020年までに新車販売に占める割合を15~20%にすることが目標とされており、今後より一層のEV・PHVの増加が予想される。今回、三菱地所グループのオフィスビル、商業施設、ホテルの計10施設において、437台の充電設器を設置する。三菱地所では、毎年100万kWhの風力発電を日本自然エネルギー(株)に委託しており、そこで発電される自然エネルギーによって、今回のサービスにおけるEV・PHV充電用電力を賄う。これにより、同サービスを利用するEV・PHVは、走行時だけでなく充電時においてもカーボンフリー(CO2排出ゼロ)を実現できるという。なお、民間企業がグリーン電力証書を活用し複数施設において実用EV・PHV充電設備を導入するのは日本初の試みである。
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