宮崎県、平成26年度の県庁の温室効果ガス排出量の状況を公表
発表日:2015.09.11
宮崎県は、平成26年度の県庁の温室効果ガス排出量の状況を公表した。同県では、平成23年度に「第3期宮崎県庁地球温暖化対策実行計画」を策定し、事務・事業によって生じる温室効果ガス排出量を、平成27年度までに5,740t-CO2(平成21年度比11.7%)削減するという目標を定めた。この実行計画を着実に推進するため、同県独自の環境マネジメントシステムである「宮崎県庁エコプラン」を定めて、全庁を挙げた環境保全活動に組織的、継続的に取り組んでいる。今回、平成26年度の宮崎県庁の温室効果ガス排出量は62,225t-CO2となり、前年度と比較すると3.0%の減少となった。また、平成21年度(基準年)に比べ26.9%の増加となり、目標を達成するためには、18,937t-CO2の削減が必要となっている。増加の理由は、平成23年3月に発生した東日本大震災後の原子力発電所の稼働停止により、電力の二酸化炭素の排出係数が上昇したことが挙げられるという。
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