宮崎県、平成25年度の県庁の温室効果ガス排出量の状況を公表
発表日:2014.09.19
宮崎県は、平成25年度の県庁の温室効果ガス排出量の状況を公表した。同県では、平成23年度に「第3期宮崎県庁地球温暖化対策実行計画」を策定し、事務・事業によって生じる温室効果ガス排出量を、平成27年度までに5,740t-CO2(平成21年度比11.7%)削減するという目標を定めた。この実行計画を着実に推進するため、同県独自の環境マネジメントシステムである「宮崎県庁エコプラン」を定めて、全庁を挙げた環境保全活動に組織的、継続的に取り組んでいる。今回、平成25年度の宮崎県庁の温室効果ガス排出量は64,120t-CO2となり、前年度と比較すると12.8%の増加となった。また、平成21年度(基準年)に比べ29.9%の増加となり、目標を達成するためには、20,832t-CO2の削減が必要となっている。増加の理由は、電力の二酸化炭素の排出係数が上昇したことで、電力使用量が1.6%の増加だったのに対し、電気による二酸化炭素排出量は18.5%の増加となったことによる。