経産省、日ASEAN化学物質管理データベースの本格運用を開始
発表日:2016.05.11
経済産業省は、AMEICC(日ASEAN経済産業協力委員会)の枠組みを活用して、ASEAN各国と日ASEAN化学物質管理データベース「ASEAN-Japan Chemical Safety Database(AJCSD)」を構築し、平成28年4月28日より本格運用を開始したと発表した。AJCSDは、AMEICC化学ワーキンググループ(WG-CI)の合意に基づき構築したもの。日本とASEAN各国の政府から直接提供された化学物質関連規制情報が収載され、トップページ及び一部の検索画面は、日本語及びASEAN各国言語に対応している。特定の化学物質に対する各国の規制状況や、各国の法律における規制物質を一覧で見ることができる。また、GHS分類結果や参考SDS等も収載している。これにより、日本及びASEAN各国の規制の透明性が高まり、日本及びASEAN内外の化学産業のコンプライアンスに関するリスク低減への貢献や、将来的には規制制度の調和への貢献が期待されるという。なお、同データベースは、(独)製品評価技術基盤機構(NITE)が運用を行っている。
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